そらのはしら株式会社の代表の関藤祐介と申します。

そらのはしらは子どもたちの障害をひとつの個性を尊重して、その個性を理解して育ててあげることで、社会で活躍できるようになって欲しいという願いを込めて立ち上げました。

実は、私自身が軽度のADHDと診断されており、子どもの頃はこの性格に悩まされていました。

「楽しく遊んでいたら、なぜか友達が怪我してしまう」
「気になったらやらないと気が済まない」
「じっとしているのが苦手で、気が散りやすい」
「好きなことにはずっと集中してやめられない」

いつも悪気はありませんでしたが、先生や自分の親からは「またあなたは！」と言われ、味方がいない孤独感がありました。
もし当時、もっとADHDへの理解があって、個性にあった教育を受けられる場所があったなら…きっと当時の私の感情は違ったものになったことでしょう。

そこから、だんだん成長するにつれて自分の特性への理解が進み、その特性をうまく活かして広告代理店を立ち上げて軌道に乗せることができました。
この経験から、早くから個性や特徴を理解すれば、社会で輝ける人材になると考えるようになりました。

過去に私がしたような辛い思いをする子どもを1人でも少なくし、むしろその個性を活かして将来輝けるような土台を作れる場所にしたい。
また、私の両親がしたような苦労を、保護者の方には少しでも軽減していただきたい。

そんな想いで、そらのはしらを立ち上げました。
ありがたいことにも「子どもと保護者の双方のはしらになる」ことに共感してくれた職員が集まっており、1つの目標に向かって日々邁進中です。

これから出会う、たくさんの個性豊かなお⼦さまとの未来を楽しみにしています。

関藤 祐介